消費税増税、株価と為替の歴史とは?チャートを見て考察します

コラム

こんにちは、BBです。

消費税増税についてのニュースなどワイドショーレベルでギャーギャー言い始めるのはもうすぐでしょうけど、あまり話題にならないってことは国に忖度してのことかわかりませんが、しれっと10月1日より施行されます。

現行の8%から10%ですね。で、大手家電ショップやコンビニなどは「2%をポイント還元します」なんて話もありますが、現状この2%アップが私たちの生活にどう影響していくのか、そして過去の増税で為替相場にどのような影響があったのかなどを考察していきます。

消費税の歴史と増税

消費税法が成立したのが1988年12月、1989年4月に施行されました。税率は3%。何が面倒っていまでも馬鹿みたいに記載がある税別・税込みの表記(笑)なにこれ? なんで織り込み済みにしておかないの?っておもいますけどね。

この辺が日本政府のアホなところです。欧米ではこみこみの値段で値札なりレストランのメニューに書いてあるので何%取られているのかなんて、すぐにわからない。でも、消費する側はそれくらいでちょうどいいんですよ。どうせ払うんだから、あんた消費税、ここではこれだけ払ってんだよ!っていちいち言われたくないと思うんですけどね(私的な意見ですが)

1997年の4月には増税に味を占めちゃったバカ政治家どもが5%へ引き上げます。デフレの極みで死にそうになっている日本をさらに苦しめた歴史ですね。お金のない人たちからなんで追い打ちをかけるようなことをするのか?政治家や官僚が無能だからですね。お金の使い方がわかっていない、税金の無駄遣いも甚だしいのですが、この国は地に落ちるなぁと今回の増税の経緯を見ても思います。

国が落ちるまで落ちているときに(まだ落ちてますけど)元民主党・鳩山由紀夫のおじさんが「公約」として消費税増税しません!を掲げて政権交代。自民党にあきあきしていた国民が飛びつたはいいけど、中身すっかすかの政党で、どうにもこうにも酷い有り様でしたね。

これに懲りちゃった国民が選択肢に困ってしまって今に至る。。。という日本は暗黒の時代にあるなぁと個人的には「終わってる」と感じています。

ま、だから投資の勉強をして自力で稼ぐ方法を見つけない限り、年金なんてあてにできるもんじゃないし、極論かもしれないですが「国に吸い上げられて死ぬ」がオチです。

他人事じゃないですからね。皆さんも真剣に考えるべきですよ。

チャート読む勉強さえすれば1日数万円稼ぐのはわけないんだから、1,2年本気で勉強すればいいだけの話です。この国の空気を吸うために最低限の税金を払って、あとは自由気ままに生きればいい。一応ね、税金は稼いだ分、国の定めたルール通りに払わないといけないですからね。

増税前後は消費が増えるようです

群集心理のメカニズムとしては当然かなと。「消費税が上がる前に要るものは買っておけ」という購買意欲がでちゃうんですね。そして、一旦火がつくと更にお金の流れが良くなるのか、株価はもれなく上がってるのが興味深いんですよね。

私も施行前にでかい買い物したなぁという記憶がありますね。ワイドショー的に世の中が騒ぎ始めたら、今年もセールしている百貨店や大型量販店にがーーっと人が増えるのかなと。

要らないものまで買っちゃいそうな勢いでしょう。ま、でも、大きな買い物は10月1日までに済ませておくのは当然でしょう。で、この購買運動で消費が増えると株価もあがるわけですね。

面白いのが増税後の流れ。過去の増税のタイミングでどうなったのかを検証しましょう。

1989年4月前後:消費税3%

すべて週足ベースのチャートです。

1989年12月29日に日経平均株価指数は史上最高値の38,915円(終値)を記録します。いわゆるバブル経済ですね。多くの若者は歴史書の中の話でしょうね。私は大学生だったのですが米国にいたので「体感」はしてませんが、日本からの「遊学生」が激増した時期を目の当たりにしているの、非常に羽振りの良い若者たちが大量にいたなぁという印象。私は絵にかいたような苦学生で(笑)バイト三昧の日々でしたw

株価は4月は横ばい・もみ合いから年末の最高値まで一気に高騰します。増税なんでなんその、イケイケどんどんな時代ですよね。

当時の勢いはすごいものだったとおじさんたちは口をそろえて「あの頃はよかったよなぁ」とアホ丸出しなコメントを15年くらいまでは名残惜しそうに言ってましたよね(笑)

お前らバブル世代がゆるゆるだから、日本はおかしくなってんだよって言っちゃったことあって、オッサンどもと大げんかしたなぁw 遠い昔のお話です。

バブル時期って日本が浮かれすぎて何も学ばなかった、という暗黒の歴史のひとつだと私は思います。あの頃にきちんと足元を見てやることやっておけば、文化もスポーツも本来あるべき姿として残っていたはずなんですがね。

ま、この辺りは異論がある方は多いかとおもいますが、日本はバブル以前のメンタリティーが抜けない超社会主義的保守なんで、成長がないんですよ。だから、中国にもぶち抜かれていまや「後退国」(後進じゃないですよ)ですからね。受けとめなきゃだめ。

1997年4月前後:消費税5%

株価最高値から暴落後約7年ほど14000円から22000円のレンジなんですよ。赤い矢印が増税の4月からの株価。6月あたりまで上がってますね。

2014年4月前後:消費税8%

2014年4月はもみ合いですが、その後は右肩上がり。

ということで3回の消費税増税時はほぼもれなく株価は上がっているということになります。

ドル円はどうなったの??

TradingViewで古いデータがないので他のサイトからデータを引っ張ってきました。

1989年4月:消費税3%施行

ドル円が当時の最高値である150円台を記録した時期ですね。増税があった1989年4月から一気に円安へ進んでいます。133円あたりから150円超えですがから約20%増の円安です。

1997年4月:5%へ増税

4月の一か月は円安へ動き、GW中に暴落。よくある話ですよね。GWが長いと日本市場が休場するわけで、その前に手じまいする連中も多いですから。しかし、その後は底堅く、146.23円の高値まで1年以上円安方向へ駆け上がります。こちらもきっちり円安へ。

2014年4月:8%へ増税

2014年4月は春から夏一杯までほぼ横ばいという非常に動きのない相場でした。9月から目が覚めたように一気に120円台の円安方向へ強く動いています。しっかりと円安への動き。

3回とももれなく「株高」「円安」へ動く

非常に分かりやすい動きをすることがわかりましたね。

増税前から買い物する人が増えて、消費が増える、株価が上がる、円安になる、という流れ。ちょっと短絡的ではありますが、チャートは嘘つきませんし、消費者の行動はこんなものです。わかりやすい。

では、今年の10月1日はどうなるのか考えていきましょうか。

過去は過去、今回は違う?

過去の事例をあげて3回とも「株高」「円安」へ動いていますので、今回も現状を見ていると「円安はオプションのひとつ」と思いますが、NYダウに依存する日経平均株価ですので、現在の貿易摩擦問題、ブレグジット問題、欧州の経済不安、地政学的リスクを加味して考えると、直前まで消費が増えて株はあがるぜ!円安になるぜ!と断言できるほど単純なものじゃないと思います。

現在の日経はレンジ相場ですが、上値切り下げつつ、三角持ち合いを形成しているので、方向的には下目線ってのが妥当だとおもうんですよね。どうしても、このチャートを見ていると上げるようには見えてこない。ファンダメンタル的な要素として、ダウや日経が買われる?って現時点では考えられない。となると。。。

特にポンド売りが非常に強い時期ですよね。毎日のように欧州時間はこの話で持ち切りでイギリス議会は10月14日には解散総選挙があるかも、なんて話になっている。国としてもポンドの価値はなんとかしたいわけですが、どうにもならないほど現在のポンドは過去に例を見ないほど「価値を下げて」います。

実際の値はともかく、対米・対円に対しての「価値」ですよ?額面通りじゃないからね。このあたりわかってない人結構いるんですよねぇ。。。116.81円がポンド円の最安値ですが、この数字を記録した時期と今とじゃ状況が違うってことを考慮してないですからね。現在の128円は非常に低い「価値」ですがこれ以上下げるとなると。。。

国はほっとかないですよね。ポンドの売り圧が、円買いにどこまで影響するのかってところが焦点になるんじゃないかと。

って感じかなぁ。ま、この続きは普段からに為替と株価の関係性、為替同士の関係やお金の流れについて会員さんたちへ向けてフォーキャストでお話をしていることもあるので、この辺にしておきます。

ざっと読んでいただきありがとうございます。賢者は歴史から学ぶ、と言いますからね。過去をしっかり勉強して、自分の経験値や経験則だけに頼る二流トレーダーにならないように、しっかりと振り返るところは振り返って対策を練りましょうね。人間一人の経験なんて大してあてにならんもんです。しかし歴史は違う。歴史から習得できること、気づかされることはたくさんありますから、真摯に向き合うべきでしょう。

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